004 モドコの由来|テコナ

「てこな」を施したピンクッション
こぎん刺しの基礎模様は、「モドコ」と呼ばれています。
今回は、モドコの中からteconacoの由来となった「てこな」を紹介します。
「てこな」とは津軽弁で「蝶」の事。
(そこに津軽弁で、小さいものや親愛をしめす「こ(っこ)」をつけたものがteconacoです)
軽やかに広がるかたちは、
蝶を思わせる模様。
蝶は幸運の前触れや魂を運ぶメッセンジャーともされる、吉兆のシンボルです。
厳しい冬の中でも、
どこかやわらかく、
動きを感じさせます。
見ていると、
少し呼吸が整うような感覚があり、
制作でもよく使う図案のひとつです。
寒さの厳しい津軽の地で生まれた、こぎん刺し。
心待ちにしている春を象徴する蝶をほどこす事で、
厳しい雪の季節を乗り越えていたのではないでしょうか。